ゲームを作る前に「これから作るゲームの紹介文」を書こう

ゲーム制作Tips ゲーム制作メモ

私はここ1年くらい、新しいゲームのアイデアが出たら必ずやっていることがあります。それは「ゲームを作る前にそのゲームの紹介文を先に書いてしまう」ということです。

まだ作ってもいないゲームの紹介文を書くなんてなんか変な話ですが…実はこれ、結構大きなメリットがあるのでぜひ他の方にもお勧めしたいんですよ。そこで今回は紹介文を先に書く理由と、その書き方のポイントについて書いていきます。

なぜ「紹介文」を先に書くのか?

それにしても、ゲームの紹介文というと普通はゲームを投稿サイトにアップロードする直前に考えるものだと思います。ではなぜそれを”ゲームを作る前に”書いてしまったほうがよいのでしょうか?

その理由は「これから作るゲームのセールスポイントを整理できるから」です。紹介文は「このゲームをプレイする価値がありますよ」ということをアピールするための文章なので、それを考えることでゲームのセールスポイントが明確になるのです。

それでゲームを作り始める前にセールスポイントを整理できると次のようなメリットがあります。

  1. そのゲームで力を入れるべき部分が明確になり、ゲームを作りやすくなる
  2. アイデアの良し悪しが分かるので、つまらないアイデアを制作前に弾くことができる

ゲームを作りやすくなる

まず一つ目のメリットはゲームを作りやすくなるということです。

ゲーム制作はやることが多いので、必然的に一つの要素に割けるリソース(=時間、労力など)が限られてきます。とても全部の要素に力を入れるなんてことはできないので、そのリソースをどこにどの程度配分するか?を考えるのが重要になってきます。

そういった中で、あらかじめセールスポイントを整理しておくことで「ココだけは譲れない!」という部分が明確になり、リソース配分がやりやすくなるのでゲームを作りやすくなるのです。

もしこだわるべきポイントがはっきりしていないと、「あそこにこだわろうかな」「いや、やっぱこっちにこだわったほうがいいか…」などとブレてしまい、結果としてリソース配分が乱れて無駄が多くなり中途半端な出来になってしまう可能性が高くなるのです。しかし、事前にセールスポイントを整理しておけばこういった残念な事態を防ぐことができます。

つまらないアイデアを弾くことができる

次に非常に大きなメリットとして「つまらないアイデアを制作前に弾くことができる」というのもあります。

ゲーム制作ではアイデア出しの段階が非常に面白く、あれこれと妄想を膨らませるのがとても楽しいです。しかし妄想が膨らむとよく「本当はゲームとして面白くないアイデアなのに、いかにも面白そうに思えてくる現象」が発生します。この現象はとても厄介で、何も対策しないとなかなか気づくことができません。そしてその”一見面白そうな”アイデアにすぐ飛びついてしまうと失敗します(作っているうちに面白くないことに気づくが手遅れ…という感じになる)。

そこでアイデアの冷静な見極めが必要なのですが、紹介文を書いてセールスポイントを整理することでアイデアの良し悪しを判断することができます。もしアイデアがあまり良くなければすぐに別のアイデアに切り替えられるので、リソースの無駄遣いをしなくて済むというわけです。

ちなみにアイデアの良し悪しの見分け方は簡単で

  • 面白いアイデア:セールスポイントが次々出てくる
  • つまらないアイデア:具体的なセールスポイントが出てこない

という感じです。これは紹介文を書いてみるとすぐに分かります。

紹介文の書き方のポイント

ではメリットが分かったところで、どのように紹介文を書いたらいいのかを少し考えてみましょう。

個人的にゲームの紹介文に必要な要素は次の5つだと思います。

  1. キャッチフレーズ
  2. ゲームの簡単な説明
  3. ゲームの特徴リスト
  4. あらすじ
  5. 想定プレイ時間

ではこれらをどう書いたらいいのかについて説明しますね。

キャッチフレーズ

まずはじめに、そのゲームの内容を端的に表した一文を考えます。キャッチフレーズはものすごく重要なのでよく考えたほうが良いです。文字数は30文字くらいがベスト。

ゲームの簡単な説明

キャッチフレーズだけでは説明不足なので、ゲームの簡単な説明をつけます。ゲームの特徴を表すキーワードをたくさん盛り込んだ文章を考えましょう。文章量は5~10行くらいがちょうどいいと思います。

ゲームの特徴リスト

ゲームの特徴を3~5個程度リストアップします。キャッチフレーズには盛り込めなかった特徴も含めておきましょう。

あらすじ

RPGなどストーリーのあるゲームならストーリーの導入部分の要約を載せるのが良いでしょう。ストーリーをまだよく考えていない場合はここであらすじだけでも考えてしまうのをお勧めします。

想定プレイ時間

どの程度のボリュームにしたいのかを考えるためにも、とりあえずのプレイ時間まで考えておいたほうが良いと思います。

おわりに

以上、ゲームを作る前に紹介文を書くことのメリットと、具体的な紹介文の書き方についてお話しました。手軽ですが地味に強力な方法なのでぜひ試してみてください。