新作「メタルメサイア」の制作が順調に進んでいるので、制作状況をメモしておこうと思います。
1.サイドビュー戦闘から作り始める
メタルメサイアの開発にあたって、まずは戦闘に関係した部分から作ろうと思いました。理由は後述するコンセプトとも関係するのですが、今作も戦闘がゲームのメインになるからです。したがってこの部分がお粗末では話にならないので、まずは戦闘関係を固めてしまう作戦をとりました。
とはいえ、まだ戦闘を自作できるレベルではないので、とりあえずウディタの基本システムを使ったサイドビュー戦闘を作りました。なぜサイドビューを採用したのかというと、主役のロボット(メック)がちゃんと戦闘画面に出てくるようにしたかったからです。あとはサイドビューならグラフィックを用意するのが幾らか楽になるという理由もあります。
自前の改造ということでまだイマイチな部分もあるのですが、作ってみると「戦闘の描画処理はこうなっていたのか」ということが何となく理解できてよかったと思います(それにしても基本システムの解析は私のような初心者には大変です)。
2.「プログラミングRPG」を目指して
ところで、今作のコアとなるコンセプトは「プログラミングができるRPG」です。もう少し具体的に言うと、ロボットのAIを組んで自動で戦わせるというようなゲームになっています。そこでコンセプト上もっとも重要なプログラミングの部分の制作も同時並行で行いました。
都合のいいことに、基本システムでは敵だけでなく味方用のAIも導入されているので、システム自体は基本システムのものを使わせてもらい、AIをゲーム中から変更できるようなインターフェースだけ自作することにしました。
これは万能ウィンドウや既存のコモンイベントを参考にしてサクッと作ることができたので、一番大事な部分をコスパ良く作れたなーとちょっとお得な気分になりました。
3.最大の課題はストーリー
以上で重要な部分を2つクリアしたわけですが、3つ目の難題がストーリーです。私は世界観や世界設定を考えるのは大好きなのですが、ストーリーを考えるのが苦手でなかなか話の筋が思いつきません。やはりRPGである以上はそれなりにストーリー性というのも求められると思いますので、これをどうするかが今後の大きな課題の一つです。