「くろくま基本アセット」は、Unityでのゲーム制作を楽にするプレハブやスクリプトが含まれたオリジナルのアセットです。
対応しているUnityのバージョン:Unity2019.1以降
このアセットを導入するとできること・便利な点
「くろくま基本アセット」を導入すると、次のことが簡単に行えるようになります。
- パラメータの簡易的なセーブ・ロード(※暗号化は無し)
- トランジションつきのシーン移動
- Resources内のBGM・SEの再生/停止
- ボリューム調整(ボリュームの値はセーブデータに保存)。
また、次のような便利なプレハブ・シーンがあらかじめ用意されています。
- クリーンアップし、細かくプレハブ化したUI要素一式
- すぐに使えるタイトルシーン
「くろくま基本アセット」の使い方
具体的な使い方は姉妹サイト「Unityでゲームを作ろう!」のチュートリアルの中で紹介していきます(※元々チュートリアルの説明を簡略化するために作ったアセットです)。
基本的な仕様や使い方は次の通りです。
含まれているもの・仕様について
- ゲームの進行はすべてGameManagerで管理する。GameManagerクラスの処理内容は必要に応じて変更すること。
- セーブ内容はSaveDataクラスで決定する。必要に応じて変更すること。
- シーンの移動はMoveSceneManager、サウンドを鳴らしたり止めたりするのはSoundManager、セーブファイルの読み書きはSaveManagerで行う。
- Prefabsフォルダには、簡単に変更できてすぐに使えるUIが一通りそろっている。
- Scenesフォルダには、すぐに使えるタイトル画面のシーンが含まれている。
導入方法と使い方
導入方法
- このアセットは空のプロジェクトにインポートすることを推奨します。作りかけのプロジェクトにインポートするとファイルがゴチャゴチャになる可能性があるためです。
- アセットをインポートしたら、まず「Resources」というフォルダを作り、その中に「Audio」、さらにその中に「BGM」「SE」というフォルダを作りましょう。以降、BGMとSEはそれぞれ対応するフォルダに入れるようにしてください。
使い方
- サウンドを鳴らしたいときは、SoundManagerを取得して「PlayBgmByName」か「PlaySeByName」メソッドで鳴らすようにしてください。
- シーンを移動したい場合は、MoveSceneManagerを取得して「MoveToScene」メソッドを使ってください。引数はビルド設定にシーンを登録したときのインデックスです。現在のシーンを再読み込みしたい場合は、CurrentSceneNumプロパティを渡せばOKです。
- セーブ・ロードを行いたい場合は、SaveManagerを取得して「Save」または「Load」メソッドを呼び出してください。なお、このアセットの機能で作成したセーブファイルは暗号化されないのでご注意ください。
- Prefabs/UIフォルダ内のUIのプレハブはSprites/UIフォルダのスプライトを変更することで見た目を簡単に変えることができます。また、テキストはすべて「Text」プレハブを使っているので、「Text」プレハブを変更することでフォントなども簡単に変えられます。
- Prefabs/UIフォルダのプレハブは互いに関係を持っている場合が多いので削除しないようにしてください。
注意事項など
- このアセットが原因で何らかの損害や障害等が発生したとしても、制作者は一切責任を負わないものとします。また、サポートなども行いませんのですべて自己責任でご利用ください。
- このアセットは自作ゲームへの利用に限り商用利用可能です。また、商用・非商用に関わらず利用報告等は特に必要ありません。
- このアセットは無断転載禁止です。アセットそのものを販売するのも厳禁とします。
ダウンロード
※Googleドライブに飛びます。右上のダウンロードボタンからDLしてください。
更新情報
- 2020/02/03:Ver1.03に更新。細かい追加・修正
- 2019/10/22:Ver1.02に更新。細かい修正
- 2019/10/21:Ver1.01に更新。細かい修正