唐突ですが将来的にUnityで3Dゲームを作ってみたくなり、ゲームに使うモデルを作れるようにするためにBlenderという3DCG作成ソフトの勉強を始めました。
Blenderを触ってみた感触
私はこの手のソフトを使うのは初めてなのですが、とりあえずBlenderの勉強を始めてみると、まず
- UIが分かりづらい
- きちんと設定しないと使いづらい
- 覚えることが多すぎてなかなか前に進まない
といった悪い印象が真っ先に出てきました。これは多くのBlender初心者が感じることのようで、ここで挫折する人も多いんだとか…。私も基本操作を覚えるだけで1週間以上かかりましたし、難しいと言われても仕方がないんじゃないかなと思いました。
ですが参考書や入門サイトをたよりに根気よく続けていると、「ここはこうすればいいのか」というコツが少しずつつかめてきて面白いです。まだ大したことができないので何とも言えませんが、このまま続ければゲームに使えるレベルのモデルが作れるようになるかも?というワクワク感があって楽しいですね。
3DCADソフトとの違い
私は本業のほうで3DCAD(ソフトはSolidworks)を使っていて、初めはBlenderも似たようなもんだろと思っていました。しかし、使ってみると機能や使い方の面で結構違いがあることに気づきました。両者の根本的な違いは
- Blender等の3DCGソフトは視覚的なデザインを立体化するためのツール
- Solidworks等の3DCADソフトは寸法の入った図面を正確に立体化(もしくは、逆に作ったモデルを図面化する)するためのツール
といったところですね。どちらも立体化という点では同じですが、目的が違うので今まで勉強してきたCADの常識が通用しない部分も多いです。
作ったもの
とりあえず、サイコロやマグカップなど簡単なものを作ってみました。単純なモデルでも、ライティングやマテリアル等の設定を弄るとそれなりに綺麗になることが分かりました。
今後の課題
今のところは簡単なモデルを作るだけで精いっぱいで、ゲームに使えるようなモデルを作れるようになるまでにはまだまだ時間がかかりそうです。しかし、簡単なものでもいいのでなるべく早く自作モデルをゲームに導入できるようにしたいと思います。