お知らせ:「くろくまそふと」は新アドレス(kurokumasoft.com)に移転しました。お手数ですがブックマーク等の変更をお願いいたします。

3DCGソフト「Sculptris」が楽しい

3DCGソフト Scruptrisが楽しい ゲーム制作メモ

私はUnityをメインで使うようになってから、今まであまり興味がなかった3DCGにもかなりの興味を持つようになってきました。ただ以前Blenderに挑戦したもののあっさり挫折しましたし、そもそもアセットストアで高品質な3Dモデルが売られているので、最初のうちは「3Dモデルは自作できなくてもいいや」くらいに思っていました。

しかし、3Dゲームをいくつか作っていると「ゲームに使う3Dモデルを自作したい!」という欲求がモリモリ湧き上がってくるではありませんか。そこで何かいいソフトないかなぁと調べたところ、「Sculptris」という3DCGソフトを見つけました。

今回はこのSculptrisを使ってみたら3Dモデリングが楽しくなった、という話をします。

スポンサーリンク

Sculptrisとは?

まず、Sculptrisは無料の3DCGソフトです。公式ページによると

Sculptrisはパワフルながら使いやすく洗練された3Dスカルプト(彫刻)ソフトウェアです。

とのこと。実際に使ってみると確かに使いやすく入門者向けという感じです。

後述するようにBlenderで挫折した私でも楽々使えるので、「3DCGってなんか難しそう」と思っている方にもおすすめできます。

Sculptrisの特徴

さて、そんなSculptrisには次の4つの大きな特徴があります。

  1. 無料の3DCGソフトである
  2. 粘土をこねるように直感的にモデリングできる
  3. 機能がシンプルで使いやすい
  4. 日本語のマニュアルがある

無料の3DCGソフトである

まず、Sculptrisの大きな特徴の一つは無料で使えるということです。一般的に3DCGソフトは高価なものが多いので、無料なのはとてもありがたいです。

粘土をこねるように直感的にモデリングできる

次にSculptrisは「スカルプティング」に特化したソフトであることが最大の特徴です。スカルプティングとは「彫刻」という意味で、この機能を持つ3DCGソフトでは粘土をこねるようにモデリングできます。ペンタブがあれば直感的にモデリングできるので簡単に使うことができます。

機能がシンプルで使いやすい

それから3DCGソフトというと色々な機能がついていて使いづらい場合がありますが、Sculptrisは機能が少ないのでシンプルで使いやすいです。もちろん機能が少ないといっても必要な機能はちゃんとそろっているので、私のレベルだと不便でもなんでもないです。

日本語のマニュアルがある

最後に、Sculptrisは海外のソフトですがしっかり翻訳された日本語マニュアルがあるので安心して使えるのも大きな特徴です。まあインターフェースは英語ではあるものの、そもそも直感的に使えるし、ちょっとわかりづらい設定等もマニュアルを読めばすぐに使い方がわかるので全然問題ありません。

Blenderで挫折した私でも楽しめるのがポイント

以上のような特徴から、Scruptrisは初心者に優しい3DCGソフトだといえます。実際Blenderで挫折した私でも割とすぐに使えるようになり、しばらくこびりついていた苦手意識がなくなって「モデリングってこんなに面白いのか」と思えるようになったくらいです。本当に3DCGを始めるきっかけとして良いソフトなので、興味のある方はぜひダウンロードしてみてください(※)。

※日本語版サイトからは正常にダウンロードできないっぽいので、英語サイトからダウンロードする必要があります。

実際に作った3Dモデル(まだショボい)

では実際にどんな3Dモデルを作れるのか?というのが気になると思うので、私が実際に作った3Dモデルを載せておきます。

練習初日の3Dモデル

はじめてScruptrisを触った日はとりあえずクマの顔だけを作りました。

Scruptrisによる3Dモデル(1)

自画像。

この時点ではまだ使い方がよく分かっていなかったので、単に盛り上げるか削るかしているだけです。

~1週間の3Dモデル

それから多少練習して何となく使い方が分かってきた状態がこちら。

Scruptrisによる3Dモデル(2)

モデルの一部を引き延ばす機能を使えるようになったので足なども作れるようになりました。また、このあたりからポリゴン数も少し気にするようになって

  1. ポリゴン数を削減できる機能がある
  2. 細かい溝を彫るとポリゴン数がめちゃくちゃ増える

といったことも勉強。特に2番目のことが分かったことで、3Dゲーム制作で何となく使っていた「法線マップ」(=テクスチャで細かい凸凹を表現する技術)のありがたみを理解できて感心しました。

~1か月の3Dモデル

さらに練習を続けたところ、もう少し複雑なモデルを作れるようになってきました。

Scruptrisによる3Dモデル(3)

上は初めて人型のモデルを作った時のものです。人型はなかなか難しいですが、幸い私の場合は解剖学の知識があったので一発目でも意外とリアルな感じに作ることができました。3Dモデルを作る場合でもデッサン力や解剖学の知識が役立つということがよく分かりました。

さらにその後、人型の全身モデルも作れるようになりました。

Scruptrisによる3Dモデル(4)

でも、まだまだショボいので精進が必要です。

今後の目標

さて、ここまでSculptrisの紹介したり実際に作ったしょぼい3Dモデルをお見せしたりしました。こうしてSculptrisで3DCGの勉強を再開したわけですが、今後の目標はもちろん「ゲームに使える3Dモデルを自作する!」ということに尽きます。

ただしSclptrisには作ったモデルをアニメーションさせる機能はないので、ゲームで使うためには他の3DCGソフトを使って仕上げをする必要があります。それでその仕上げを行うソフトの第一候補はなんとあのBlenderです。Blenderで挫折してScluptrisに切り替えたのに、ゲームに使えるモデルを無料で作るには結局Blenderを使わなきゃいけないんですよ…。はあ…。

というわけでSculptrisも練習しつつ、Blenderの勉強もぼちぼち再開しようと思います。やることがたくさんあるなぁ…。